【音楽】バンドメンバーの決め方
こんにちは、高橋大地です。
今回はバンドメンバーの決め方についてお話ししていきます。
バンドメンバーが決まらなくて困っている人も多いと思います。それか今のバンドに不満を待っている人もいるかと思います。
その状況が解決するように提案していきます。
目次
結論。『尊敬できる人』と組むべき
さっそく結論です。
それは『尊敬できる人』と組むです。
あなたは尊敬している人がいますか?いないですか?それは年上ですか?同い年ですか?年下ですか?
尊敬できる人がいるなら、今すぐオファーしましょう。それがどんな年上でもです。ナメられるかもしれませんが、それで尊敬が薄れてしまったらオファーを取り下げましょう。
そして、尊敬できる人がいないなら、今すぐ探しましょう。今の環境、学校、会社、ネットなど、貪欲に探してください。大事なのでもう一度、今すぐ探しましょう。
「仲が良いから」という理由だけでは難しい
「仲が良かったし、年が近いし、音楽仲間はこいつらしかいなかった」という場合もありますが、それはいつか無理が来る可能性が高いです。
質問です。
「あなたは音楽から見て、同級生・友達のことを尊敬していますか?」
ほとんどの人が「ただの同級生・友達」「楽器ができたりするけど、別に尊敬はしていない」と言うと思います。
同級生や友達だと「嫉妬」もあるかもしれません。ちなみに日本人は嫉妬がひどい民族らしいです。「あいつはセンスがあってズルイ、羨ましい」みたいな。
謙虚な気持ちを持っている人なら、「同級生・友達だけど自分より上手いし尊敬できる」ということで、年が近くてもバンドを組んでも続けていけると思います。
なぜ「尊敬できる人」と組むべきなのか?
では、なぜ尊敬できる人と組むべきなのか?
それは単純に、その人がリーダーとしてバンドがまとまるからです。以前も『【音楽】バンドは絶対にリーダーが必要 - ALL YOU NEED IS MELODY』という記事を書いたのですが、リーダーがいないとバンドは終わります。社長がいない会社のようなものです。笑
尊敬できる人に何かを指摘されたら、「たしかに、そうだな、、」と思いますが、尊敬できない人になにかを言われても「はぁ!?」ってなりますよね。笑
そういうことです。バンドは「一緒に頑張る!」というよりも、「この人についていく!」という方が活動が円滑に進みます。
だからメンバーは謙虚な姿勢を忘れない方がいいです。
今の時代、バンドメンバーはネットで探そう
バンドはそこらへんの友達より、今の時代ネットで探した方が良かったりします。「バンドメンバー募集サイト」というものがいくつかあるので見てみてください。ネットは広いので尊敬できる人を見つける確率が上がります。
僕もネットで探していた時期がありました。
どう探していたかというと、気になった人、1人1人に会って「尊敬できるか?」「すごい人か?」を見極めました。結構根気のあることでしたが、バンドがどうしてもやりたかったので必死でした。
そして4人目くらいにやっとボーカリストである「尊敬できる人」に出会えました。僕はギターボーカル志望だったのですが、その人と出会って「俺は歌う必要ない。ギターをやろう」と歌を捨て、リードギターとしてバンドをするほど尊敬してたのです。
自分で言うのもなんですが、それは僕が謙虚な姿勢で音楽をしていたからだと思います。その尊敬できるボーカリストの人は歳も近かったのですが、僕は「この人についていこう!」と思いました。
バンドに集中できる人と組むべき
これも重要です。
そのバンドに24時間を使えるくらい人がいいです。実際には睡眠とかバイトとかでそんなに時間は使えないですが、それくらいの意気込みが必要。
それくらいの人を見つけないと活発に活動ができません。会社員で仕事が入ってしまったとか、掛け持ちのバンドの練習があるとか、地元の友達と遊ぶ約束をしてるとか、この日はジムに行ってる、とかはNG。
バンドは集団行動なので、やむを得ない場合もありますが、そのリスクをなるべく初めから無くしておいた方がいいです。音楽を趣味くらいにしか捉えてない人とは組まないとか、忙しそうな会社員とは組まないとか、バンドを何個も掛け持ちしている人とは組まないとか、リスク回避をしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バンドははじめから作るより、会社みたいに「御社で働きたいです!」と、尊敬できる人がいて、尊敬できる組織があって、のほうが良いと思います。就活生の言ってることはほとんど嘘だと思いますが笑
そして、もし尊敬できる人が見つからなかったら、ソロ活動をしましょう。このブログではソロ活動も勧めています。ソロ活動をしてからバンドを組んだほうがメリットがたくさんあったりもします。詳しくはこちら→【音楽】ソロ活動のススメ - ALL YOU NEED IS MELODY 【音楽】ソロ活動の『準備』のススメ - ALL YOU NEED IS MELODY
ぜひ参考にしてみてください。
それでは!
【音楽】作曲で『良い曲』を作るためには?
こんにちは、高橋大地です。
今回は作曲で『良い曲』を作るためには?というテーマです。このツイートの詳しい解説です。
【良い曲を作るためには】
— 高橋大地@作曲・ソロ活動 (@DaichiTak) 2020年3月31日
① 自分が良いと思う曲を聞く
② それのどこが良いのか知る
③ 良いと思った箇所が自分の感性
④ ①〜③までの曲をたくさん見つける
①〜③までの曲がたくさんあればあるほど、いざ作曲をするときに困らない。
「名曲」ばかり聞くより「自分が良いと思う曲」がポイント。
良い曲の定義は前の記事で「優れたメロディー」ということで紹介しています→【音楽】良い曲とは? - ALL YOU NEED IS MELODY
目次
まずは『良い曲』を知ること
世界には星の数以上の「曲」があります。そして僕がブログを書いているこの時間にも世界では曲がボンボン作られています。
良い曲を作るために、まずは『良い曲』を知ることが大切です。世の中には「名曲」「名盤」と言われる作品があるので、それらを片っ端から聴いてみることをオススメします。
まずはそこからスタートします。
『良い曲』を作れるようになるループ
良い曲を作れるようになるループがあります。この①〜③に当てはまる曲をたくさん見つければ見つけるほど、作曲で役立ちます。
①「自分が良い」と思う曲を聴く
世に言われる「名曲」「名盤」を聴いたら、次は、「自分が良い」と思う曲を聴くことです。
やはり名曲といえど、しっくりこない曲・古臭く感じる曲もあります。自分で「なんか良いなぁ」と思う曲を聴きましょう。
②その曲のどこが良いのか知る・考える
その曲のどこか良いかを自分なりに考えます。この「自分なりに」というのが大事で、よく名曲解説とか名盤レヴューなどがありますが、あれは他人の意見です。作曲は「自分なり」を生み出していく作業の連続です。
なので、曲を聴いて、どこが良かったか、気持ちよかったかをメモしたり、脳に刻んだりします。
③良いと思ったところが自分の感性
「自分なりに良い」と思ったところが自分なりの感性です。他人が「別に良くない」と思っているところでも、あなたは「良い」と思ったらそれが個性だったりします。
冒頭にも言いましたが、この①〜③に当てはまる曲をできるだけたくさん見つけましょう。最低50曲くらいは欲しいかな、と思っています。これが多ければ多いほど、曲のバリエーションが増えて、作曲に困りにくくなります。
【注意】ただし自分の感性を信じすぎるのは危険
ただし自分の感性を信じすぎるのは危険です。
それは「自己満」になりやすいからです。演奏者で言うなら、求められてないのに「テクニカルなことをしたがる」とか「曲のことを考えずに、自分の音を決めすぎ」とかです。
作曲でも自信を持ったり、こだわりを持つことは大切ですが、周りの反応も気にした方が良いです。
僕はバンドを組んでいる時、「新曲をメンバーに聴かせる時」が1番不安だったり緊張してました。ステージでお客さんの前で歌うより不安だし緊張するのです。笑
なので、「俺の曲は良いに決まってる」という、自分を過信しないことも大事です。
作り続けることが大事
はじめから自分が納得する曲なんて作れません。周りは納得してくれたりするかもしれないけど、1番厳しい評論家は自分だったりするので。
一発で「良い曲」は作れません。
なぜなら今の状態は、良い曲は知っているけど、「良い曲を作る方法」を知らないからです。何度もチャレンジする「作り続ける」ということが大事です。
「作り続けること」の重要性はまた別の記事で特集したいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
むやみに「良い曲作りたい」と思っていても、そのお手本や素材がないと、「そもそもどんな曲を作りたいんだっけ?」となります。
まずは、自分が良いと思う曲をリストアップして、それのどこが良いのが見ていきましょう。曲の中に1つではなく、2つも3つも見つかるかもしれません。
それが、自分なりの「フック」です。フックとは「掴み」のこと。自分の心が掴まれた音なら、他の誰かの心も掴めるはずです。
ぜひ、
これから作曲を始めたい人
作曲に悩んでいる人
に参考にしていただければ嬉しいです。
それでは!
【音楽】音楽活動は『シャイ』な人ほど向いている
こんにちは、高橋大地です。
今回は音楽活動は『シャイ』な人ほど向いているというテーマです。
「え?人前で歌ったり、演奏したりMCできたりするくらいの人なんだからそんなことない!」と思うかもしれませんが、シャイな人ほど向いてたりします。
目次
多くのミュージシャンは『シャイ』
有名なミュージシャンでも、知り合いのミュージシャンでも『シャイ』な人は多かったりします。
音楽をやっている時・ステージに立っている時は堂々としているのに、それ以外だと引っ込み思案だったり、寡黙だったり、会話では聞き役の方が多かったりします。
かの有名なジミ・ヘンドリックスもステージでは大胆でしたが、実は『シャイ』で、繊細で、大人しい男だったらしいです。
『シャイ』の強み
『シャイ』な人が音楽をする上での強みは、どうしてもステージに立たなくてはいけない存在だからです。
どういうことかというと、目立ちたがり屋は「目立ちたくて」ステージに立っています。しかしシャイな人は恥ずかしいけど怖いけど「音楽を聴かせたい・どうしても音楽がやりたい」ため、ステージに立たざるを得ないのです。
「会社」で例えると、「金儲け」だけのために存在している会社と、「人のため」になるために存在している会社とでは、圧倒的に「人のため」に存在している会社が信頼されるし、魅力的だし、存在価値があります。
『シャイ』が向いてる理由
『シャイ』で悩んでいる人もいると思いますが、メリット・向いている理由がいくつかあります。
①『魅力的』
まず「魅力的」ということ。
シャイな人はあまり自分のことを話したり、見せたりしません。謎が多いと不信ではありますが、どんな人なんだろう?と思います。
おしゃべりが面白くて上手い人も魅力的ではありますが、ミュージシャンは「ムード」を作る役目もあるので、明るすぎても難しそうです。
②音楽に集中している
こんなことを言ったら怒られそうですが、シャイな人は比較的「友達」が少ないです。笑
友達が多い人はいっぱい遊びますよね。春はお花見、夏は海・BBQ、秋はグルメ巡り?、冬はスキーとか。僕も友達が少なくてこういう遊びを全然してないので分からないです笑笑
シャイで友達が少ない人は、この友達多い人がいっぱい遊んでいる間に音楽に集中しています。その分「音楽力」が高くなり、音楽が遊びになります。
③気を使えるから改善できる
ドラえもんの「ジャイアン」は、目立ちたがり屋で、ひどい歌声を周りに聴かせています。「気を使えず、周りの反応に鈍感」です。
逆にシャイな人は「気を使えて、周りの反応などに敏感」です。観察力があり、人の気持ちが全部ではないですが、ある程度分かります。
なので、自分の悪いところが分かり、自分の良いところも分かります。自分を客観的に見れるというのは音楽を続けていく上でも大事なことです。
『シャイ』のままでいい
『シャイ』であることを克服する必要は無いと思います。シャイのままステージに上がり、場数を踏むことで音楽・ステージ上では「別」になるからです。
ステージ上では普段と別人になれることで更に魅力的になるし、価値が高くなると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日常生活では「シャイ」で損することはあるかもしれませんが、音楽活動では"得"になります。
ちなみに僕は、音楽というジャンルであっても、カラオケは大の苦手です。恥ずかしいし、そんな盛り上がれないし、みんな聴いてるようで聴いてない。笑
この記事が、
音楽活動をしていて「シャイ」で悩んでる人
音楽活動をしたいけど「シャイ」だから踏み出せずにいる人
に参考になれば嬉しいです。
それでは!
【音楽】オススメの音楽映画・音楽ドキュメンタリー紹介
こんにちは、高橋大地です。
今回はオススメの音楽映画・音楽ドキュメンタリー紹介です。
音楽を始めたかった時や、音楽をもっと深く知りたい、音楽漬けの日々にしたいと思い、今までたくさんの音楽映画を見てきました。ほぼ毎日TSUTAYAに行ってました。笑
その中でもオススメな映画を紹介していきます!
目次
【映画編】
まずは、音楽映画を紹介していきます。
①Across the Universe
どこかで聞いたことあるタイトルではないでしょうか?
そうです。ビートルズの曲名です。そして、ビートルズのミュージカル映画です。
なんとビートルズの曲が33曲も使われており、登場人物の名前が「ジュード」「ルーシー」など、ビートルズの曲に出てくる人物名などで設定されています。映画の舞台は1960年代です。
僕はあまりミュージカル映画を見ないのですが、ビートルズが好きだしハマりました。
②ノーウェアボーイ
これもビートルズ関連の映画です。
これは、ビートルズのジョン・レノンの青年時代にフォーカスした伝記映画のような作品です。ビートルズでバリバリ活躍していた時代ではなく、その前の青年・ジョンレノンを知ることができます。
似たような映画に『BACK BEAT』という、ビートルズの下積み時代を題材にした映画もありますが、個人的にはノーウェアボーイが好きです。
③Almost Famous〜あの頃ペニー・レインと〜
「ペニーレイン?またビートルズ?」の思うかもしれませんが、これはビートルズ系の映画ではありません。笑
この映画のジャンルはロマンス・青春映画で、時代設定は1970年代だと思います。
内容としては、「『ローリング・ストーン誌』の記者になった少年が、当時有名だったロックバンドのツアーに同行し、インタビューをする。そこでバンドのツアーに同行している1人の魅力的なグルーピーの女の子とロマンスがある」みたいな感じです。
ちなみにグルーピーとは、「ファン」という立場を通り越して、バンドのメンバーと密接な関係(肉体関係・精神的関係)を望む熱狂的なファンのことで、簡単に言うと「バンドのメンバーと寝たがる女」です。
④クレイジー・ハート
この映画は「アルコール依存症や人生の様々な問題で堕落した伝説のカントリーミュージシャンが再生するヒューマンドラマ」です。
切なくもあり、感動する映画になっていて、すごく「アメリカ」を感じます。笑
アメリカの酔いどれってこんな感じだよなぁ〜、って少しカッコよさも感じるほど。僕はストーリーというよりかは、場面場面での主人公の存在感に惹かれて見ていました。
⑤ハイ・フィデリティ
これはミュージシャンの映画ではなく「音楽好き・レコード好き」の映画です。
たしかもともと小説だったと思います。
内容としては「中古レコード店を経営しているさえない中年男のロマンス」です。これもストーリーというよりも、クセのある店員を演じているジャック・ブラック(音楽映画だと「スクール・オブ・ロック」)が面白かったです。笑
【ドキュメンタリー編】
次はドキュメンタリー編です。
実は個人的に、音楽映画よりドキュメンタリーの方が好きだったりします。
①永遠のモータウン
これは、モータウン・サウンドを作った「ファンク・ブラザーズ」というモータウン所属の演奏チームのドキュメンタリー映画です。
モータウンというのは、1960年代にアメリカでヒットしていたレコード会社で(ビートルズは同じ時代にイギリスでヒットしていた)、そのモータウンが発表していた作品を、モータウン・サウンドと呼んでいました。
モータウン・サウンドは、ソウルフルでダンサブルで今でも聴き継がれる音楽です。もちろん曲にはシンガーがいて、シンガーが主役なのですが、その音楽の土台を作った「ファンク・ブラザーズ」ときうサポートミュージシャン達にスポットライトを当てたドキュメンタリーになっています。最高にカッコいいですよ。
②The Blues Movie Project(7作品)
これは激アツ・胸アツな作品で超オススメです。
ブルースは現代の音楽の根源と言われています。ローリング・ストーンズのキース・リチャーズは「ブルースができない奴はなにも出来ない」とか、エリック・クラプトンは若い頃、ブルースを聴かない奴とは口も聞かなかったらしいです。笑
そしてこの作品は、マーティン・スコセッシ監督が監修したブルースを題材にしたドキュメンタリー映画。しかも7作品です!!
7作品のタイトルを紹介すると、
- 「Godfathers And Sons/ゴッドファーザーズ・アンド・サンズ」【出演】ハウリン・ウルフ、マディ・ウォーターズなど
- 「Warming By The Devil’ s Fire/デヴィルズ・ファイア」【出演】サン・ハウス、ライトニン・ホプキンスなど
- 「The Road To Memphis/ロード・トゥ・メンフィス」【出演】B.Bキング、リトル・リチャードなど
- 「Piano Blues/ピアノ・ブルース」【出演】レイ・チャールズ、ファッツ・ドミノ、デューク・エリントンなど
- 「Red, White & Blues/レッド、ホワイト&ブルース」【出演】エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ローリング・ストーンズなど
- 「The Soul Of A Man/ソウル・オブ・ア・マン」【出演】ルー・リードなど
- 「Feel Like Going Home」【出演】タジ・マハールなど
ものすごいですよね。「ブルースのいろは」がわかります。もうこの出演者とか、このボリュームを紹介したら何も言うことはありません。見ましょう。笑
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は音楽活動などのお話ではなく、映像作品をテーマにしてみました。
これらの映画やドキュメンタリーを見ることで、少なからず勉強になったり、影響や刺激を受けたりできると思うので、ぜひ見てみて下さい。
それでは!
【音楽】『”歌”専門』の人でも楽器を始めた方がいい理由
こんにちは、高橋大地です。
今回は『"歌"専門』の人でも楽器を始めた方が良い理由というテーマです。
いわゆる「バンドのボーカル」とか、「カラオケ好きな人」とかです。楽器を始めることでメリットがたくさんあります。
特に「カラオケ好きな人」というのは、色々な可能性を秘めていると思います。
目次
楽器を始めた方がいいワケ
先に結論です。
楽器を始めた方がいいワケは、今より『音楽力』が高まるからです。
『音楽力』という言葉は広辞苑に載ってるか分からないですが、僕はよく使います。
『音楽力』というのは、音楽をやる上での総合的な能力だと思っています。
例えば、歌唱力・演奏力・作曲力・作詞力・編曲力・個性、などなど。それが高ければ高いほど素晴らしいミュージシャンです。
音楽をやるなら素晴らしいミュージシャンになりたいですよね。その方がやっていて楽しいと思います。
楽器選び
では、どの様な楽器を選べばいいか。
それは、和音が出せる楽器がベストです。ピアノやギターなど。同時に3音〜4音出せる楽器が良いです。
なぜ和音の出せる楽器かと言うと、"音階"(ドレミファソラシド)と"リズム"が作り出せるからです。1人で演奏するだけである程度形になります。
ドラムだとリズムは作れても音階が作れません。ベースはリズムと音階が作れますが、音階に問題があり、その名の通り「低音」なので和音にすると濁り(にごり)ます。
トランペット、サックス、ヴァイオリンなどの「リード楽器」も同じような理由で、伴奏には不向きです。
楽器を始めるメリット
楽器を始めるメリットはたくさんあります。始めることで『音楽力』が高まります。どのようなメリットがあるか紹介していきます。
①もっと歌が良くなる
楽器を始めることで、もっと歌が良くなります。
それは「音程」の部分です。
楽器はしっかりチューニングができていれば正確な音を出してくれます。そのため、曖昧だった自分の音程が修正・矯正されるので、音程が狂いにくくなります。耳が良くなります。
②楽器でも良いプレイヤーになれる
これは個人的にかなりのメリットだと思っています。歌っている人は良いプレイヤー・演奏者になれる可能性を秘めています。
なぜかと言うと、歌はニュアンスだからです。歌が良い人というのは、ニュアンスがすごく良くて、ある場所で声質を変えたり、音量を変えたりします。
それが楽器でできるようになるのです。演奏に人間味を出せる。これはかなりすごいことです。
さっきは和音楽器を選ぶことを勧めましたが、ニュアンスの面でいうと「リード楽器」などは自分が歌っているように奏でられると思います。ピアノソロ、ギターソロなども同様です。
③音楽の知識が深まる
楽器を始めることで、音楽の知識も深まります。例えば、和音(コード)、リズム、ハーモニーなどなど。
そういった知識が深まることで、作曲ができたり、アレンジもできるようにもなります。
④音楽活動・ソロ活動ができる
音楽活動、バンドやソロ活動もできるようになります。ソロ活動なんて和音楽器のギターとかピアノがあれば仲間がいなくても「自分1人」でスタートできます。
ちなみに僕の記事で『ソロ活動のススメ』も紹介してます。【音楽】ソロ活動のススメ - ALL YOU NEED IS MELODY
バンドを組みたいのであれば、自分がもう和音楽器を始めてるので、「リズム隊(ドラム・ベース)」の2人を見つければいいだけです。なかなかリズム隊はプレイヤー人口少ないけどね…笑
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「歌担当」「歌が好きな人」は和音楽器を始めることでたくさんのメリットがあります。
冒頭でも言いましたが、特に「カラオケ好きな人」ほど可能性を秘めていると思います。
「カラオケ好きな人」は日本にたくさんいます。たまにカラオケに行くと「この人たちが楽器を始めたら中には凄くなる人いるんじゃないか?」といつも思います。
歌が「上手く」ある必要はありません。
歌が「好き」な人ほど楽器を手に取った方がいいです。
小学生の頃リコーダーが全生徒に配られてましたが、あれが「和音楽器」のギターやピアノになったら物凄いミュージシャン・シンガーソングライターが現れると思います。
それでは!
【音楽】良い曲とは?
こんにちは、高橋大地です。
今回は良い曲とは?というテーマです。
世の中たくさん良い曲があります。そしてそれは1人ずつ違うものだとも思います。
しかし良い曲にはただ1つ、共通していることがあります。
目次
曲の本質は『メロディー』
結論から言うとこれです。『メロディー=主旋律』です。
メロディーが、曲の主役であり、それが優れているほど「良い曲」になります。
みなさん曲を思い出す時、何を頭の中に鳴らしますか?そうです。『メロディー』ですよね。
これはどのジャンルの音楽でも同じです。そしてどのジャンルでも、ほぼ『メロディー』があります。
クラシックでもジャズでもポップでもロックでも、なんでもメロディーがありますよね。
『メロディー』が主役
誰もが聴いているのがメロディーであり、それで曲を判断しています。
メロディーが主役であり、伴奏は脇役です。
例えば、メロディーがなくて「ギターのパワーコードがギャンギャンなっているだけ曲」「ドラムがドコドコドコドコしているだけの曲」があったとしたら、どう思いますか?
そんな曲はほとんどないと思いますが、聴くに耐えないと思います。笑
でもそれが主役であるメロディーの後ろで鳴っていたら、納得できるし気持ちいいのです。
優れたメロディーとは?
では、優れたメロディーとはどういうものか?
それは共通して、
- 馴染みのあるメロディー
- 少し意外性があるメロディー
だと思います。
解説していくと、
「馴染みのある」というのは「覚えやすい」ということです。
例えば童謡などはすごく覚えやすいですよね。「さーいーたー、さーいーたー、チューリップの花が」の童謡『チューリップ』とか、一回聞いただけで覚えられる。
逆に、よくジャズなどで聴く難解なアドリブ・インプロビゼーション。曲の間奏などで使われてカッコいいですが、もしこれを曲として終始やっていたら、「なんじゃこりゃ!?」と、馴染みがないし覚えられないですよね。
次に、「少し意外性がある」。
これは「飽きにくい」ということです。
そして「少し意外性がある」の「少し」がポイントで、
例えば、童謡『チューリップ』のメロディーでは、簡単過ぎて覚えやす過ぎて意外性は全くないです。
逆に「難解アドリブソロ」のようなメロディーを、曲として終始聴かされたら何がなんだかサッパリ分からず意外性があり過ぎます。
この「覚えやすい」と「飽きにくい」が合わさったメロディーが優れたメロディーということです。
【豆知識】作曲=メロディー作り
作曲とは「曲」を作ることです。
もっと細かく言うと「曲」=「メロディー」です。
著作権のルールで決まっているのですが、メロディーを作らないと『作曲者』を名乗れません。どれほどカッコいい伴奏を作っても『作曲者』を名乗れないんです。
例えば、バンドのギター担当のAさんがとてもカッコいいフレーズを作ってきたとします。それをベース担当のBさん、ドラム担当のCさんに聴かせて、3人で一緒に、1曲分の長さの伴奏=オケを作ったとします。
それをボーカル担当のDさんが聴いて、Dさんがその伴奏にメロディーを付けたら作曲者はDさんです。笑
Aさん、Bさん、Cさんは「全部持っていかれた!なんでだ!」と思うかもしれませんが、その3人は編曲者なのです。
とても良いレコーディングスタジオで録った曲は「良い曲」?
もしかしたら、「とても良いレコーディングスタジオで、優秀なエンジニアでレコーディングした曲は『良い曲』なはず!」と思ってる人もいるかもしれません。
ですがそれは、「良い音でレコーディングできた曲」だとしか言えません。
「良い音」で音楽を届けるのは大事なことですが、それをしただけで「良い曲」に変身するわけではありませんよね。
まずは「良い曲(優れたメロディー)」を作ることが先です。
逆に言うと、「良い曲」がないのに、良いレコーディングスタジオや優秀なエンジニアにお金をかけるのは本質がズレている、と思います。
「良い歌詞」が付いていたら?
「良い歌詞が付いているから"良い曲"だ」というのも、やはり違います。
なぜ、違うと言えるか。この言い方だとメロディーを無視しているからです。
例えば、お経に良い歌詞が付いていても「良い曲だ」と思わないと思います。「良い歌詞なのになんでこんなお経みたいなメロディーなんだろ?」って思うと思います。
なので、やはり良い曲というのは優れたメロディーを持つ曲のこと。
「良い歌詞に優れたメロディーがついているから良い曲」なのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人それぞれ「良い曲」の価値観は違いますが、共通して言えることは『メロディー』の部分だと思います。
「メロディーこそ全て」です。
ALL YOU NEED IS MELODY
それでは!
【音楽】ソロ活動の『準備』のススメ
こんにちは、高橋大地です。
今回はソロ活動の『準備』のススメというテーマです。
前回の記事は『ソロ活動のススメ』でしたが、今回は『準備』です。
目次
バンドはいつか終わりが来る
どんな組織でもいつか終わりが来ます。
会社・学校の部活とかサークルなどでも「未来永劫な組織」なんてありません。
バンドも同じで、売れなくてメンバーが就職のため音楽を辞めて脱退し解散とか、長年続けているバンドでもメンバーが亡くなって解散とか、いつか終わりが来ます。
クビ=リストラもあり得る
バンドは、会社のリストラのようにクビもあり得ます。
クビの理由は、その人だけ音楽性が違ったり、演奏技術が低かったり、人間性がダメだったり・・・など様々です。
バンドメンバーのクビは、あまり現実味がないというか、仲良い人間たちが集まっているからなかなか想像つかないし、言い出せないことでもあると思います。
でもそれが「やっかい」なところでもあります。
バンド内で問題が生じているのに、クビにできない・しずらい。これはバンドが停滞する理由の1つです。
もしかしたら、クビではなく自分以外のメンバーが「脱退」して、自分以外のメンバーで新しくバンドを結成することもあります。笑
『準備』の必要性
そのため、いつ1人なってもいいように、ソロ活動の『準備」は必要です。
もしかしたら、その危険を避けるために掛け持ちで、いくつかバンドを組んでいる人もいるかもしれません。
でも、掛け持ちはあまり良いとは思えません。なぜなら、どれかに片寄ってしまったり、どれも中途半端になる可能性が高いからです。
いつ1人になってもいいようにソロ活動の『準備』をするというのは、1人でも音楽ができるということです。
では、ソロ活動の『準備』で重要なことを2つ見ていきましょう。
①歌い始めよう
まずは「歌い始める」です。
「俺はギター担当だから」とか「ドラム担当だから歌えない」ではダメです。
曲の主役は「歌」です。ギターでもドラムでもありません。
ジャズなどのインストはそれが主役になり得ますが、この世界で「インスト」と「歌がある曲」どちらが広まっていますか?という話です。圧倒的に「歌がある曲」ですよね。
下手でもなんでもいいから、歌い始めることです。そうすることで、まず、主役を演じられるようになります。
それと、歌ったほうが自分のメインの楽器のプレイも魅力的になります。
②作り始めよう
次は「作り始める」です。作曲・作詞です。
曲がないとミュージシャンとしての活動はできません。そしてソロなので、誰も曲を作ってくれません。
※作曲のやり方・方法などは、長くなるのでまた別の記事で書こうと思います。
これもはじめは、上手くいかないと思います。でも「歌い始める」と同じように、どんなヘンテコな曲でも、作り出すことで自分の作品ができるのです。
プラス、編曲・アレンジも始められたら文句なしです。
ある程度『準備』ができたら動き出そう
バンド在籍中にこの『準備』をして、ある程度『準備』が出来たら、バンドと同時進行で動き出していきましょう。
もしかしたらバンド活動より楽しくなって、ソロ活動に専念したくなるかもしれません。その場合は、自分の気持ちに従って「脱退」して良いと思います。
逆に言えば、全てのメンバーが「いつか誰か脱退するかもしれない」と危機感を持ってバンドの力にならないと、バンドは成長していかないと思います。
まとめ
冒頭で言ったように、バンドはいつか終わりが来るし、「未来永劫」はあり得ないです。
いつ1人になってもいいように、ソロ活動の『準備』は必要です。
そして、今のバンドをもっと良くするためにも、メンバーへのプレッシャーとしてソロ活動の『準備』が必要だと思います。
ぜひ今のうちから『準備』を始めてください。
それでは!