【音楽】『”歌”専門』の人でも楽器を始めた方がいい理由
こんにちは、高橋大地です。
今回は『"歌"専門』の人でも楽器を始めた方が良い理由というテーマです。
いわゆる「バンドのボーカル」とか、「カラオケ好きな人」とかです。楽器を始めることでメリットがたくさんあります。
特に「カラオケ好きな人」というのは、色々な可能性を秘めていると思います。
目次
楽器を始めた方がいいワケ
先に結論です。
楽器を始めた方がいいワケは、今より『音楽力』が高まるからです。
『音楽力』という言葉は広辞苑に載ってるか分からないですが、僕はよく使います。
『音楽力』というのは、音楽をやる上での総合的な能力だと思っています。
例えば、歌唱力・演奏力・作曲力・作詞力・編曲力・個性、などなど。それが高ければ高いほど素晴らしいミュージシャンです。
音楽をやるなら素晴らしいミュージシャンになりたいですよね。その方がやっていて楽しいと思います。
楽器選び
では、どの様な楽器を選べばいいか。
それは、和音が出せる楽器がベストです。ピアノやギターなど。同時に3音〜4音出せる楽器が良いです。
なぜ和音の出せる楽器かと言うと、"音階"(ドレミファソラシド)と"リズム"が作り出せるからです。1人で演奏するだけである程度形になります。
ドラムだとリズムは作れても音階が作れません。ベースはリズムと音階が作れますが、音階に問題があり、その名の通り「低音」なので和音にすると濁り(にごり)ます。
トランペット、サックス、ヴァイオリンなどの「リード楽器」も同じような理由で、伴奏には不向きです。
楽器を始めるメリット
楽器を始めるメリットはたくさんあります。始めることで『音楽力』が高まります。どのようなメリットがあるか紹介していきます。
①もっと歌が良くなる
楽器を始めることで、もっと歌が良くなります。
それは「音程」の部分です。
楽器はしっかりチューニングができていれば正確な音を出してくれます。そのため、曖昧だった自分の音程が修正・矯正されるので、音程が狂いにくくなります。耳が良くなります。
②楽器でも良いプレイヤーになれる
これは個人的にかなりのメリットだと思っています。歌っている人は良いプレイヤー・演奏者になれる可能性を秘めています。
なぜかと言うと、歌はニュアンスだからです。歌が良い人というのは、ニュアンスがすごく良くて、ある場所で声質を変えたり、音量を変えたりします。
それが楽器でできるようになるのです。演奏に人間味を出せる。これはかなりすごいことです。
さっきは和音楽器を選ぶことを勧めましたが、ニュアンスの面でいうと「リード楽器」などは自分が歌っているように奏でられると思います。ピアノソロ、ギターソロなども同様です。
③音楽の知識が深まる
楽器を始めることで、音楽の知識も深まります。例えば、和音(コード)、リズム、ハーモニーなどなど。
そういった知識が深まることで、作曲ができたり、アレンジもできるようにもなります。
④音楽活動・ソロ活動ができる
音楽活動、バンドやソロ活動もできるようになります。ソロ活動なんて和音楽器のギターとかピアノがあれば仲間がいなくても「自分1人」でスタートできます。
ちなみに僕の記事で『ソロ活動のススメ』も紹介してます。【音楽】ソロ活動のススメ - ALL YOU NEED IS MELODY
バンドを組みたいのであれば、自分がもう和音楽器を始めてるので、「リズム隊(ドラム・ベース)」の2人を見つければいいだけです。なかなかリズム隊はプレイヤー人口少ないけどね…笑
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「歌担当」「歌が好きな人」は和音楽器を始めることでたくさんのメリットがあります。
冒頭でも言いましたが、特に「カラオケ好きな人」ほど可能性を秘めていると思います。
「カラオケ好きな人」は日本にたくさんいます。たまにカラオケに行くと「この人たちが楽器を始めたら中には凄くなる人いるんじゃないか?」といつも思います。
歌が「上手く」ある必要はありません。
歌が「好き」な人ほど楽器を手に取った方がいいです。
小学生の頃リコーダーが全生徒に配られてましたが、あれが「和音楽器」のギターやピアノになったら物凄いミュージシャン・シンガーソングライターが現れると思います。
それでは!