【音楽】作曲の始め方ー初心者でもできるー
こんにちは、高橋大地です。
今回は作曲の始め方というテーマです。このツイートを深く解説していきます。
【僕の高校生の頃の作曲】
— 高橋大地@作曲・ソロ活動 (@DaichiTak) 2020年4月7日
①ギターやピアノを用意する
②コードを弾きながら歌う
③録音する
④確認する
⑤手直しする
はじめは「これ本当にメロディって言えるのか?」くらいひどいものだったけど、ある日「メロディを作るコツ」が掴めた気がする。
作曲において「録音する」ってのはかなり大事だと思った。
— 高橋大地@作曲・ソロ活動 (@DaichiTak) 2020年4月7日
実際に、作曲をやり始めた高校生の頃のガラケーの録音ファイルに毎日録音した記録があるし、同時にギターも録音してたから、それでギターも上達したのかも🎸🎤
僕は高校生から作曲をしていて、はじめは全然ショボイ曲しか作れませんでした。ですが、ある日「コツ」のようなものを掴んで、今では「聴ける曲」は作れるようになりました。
その経験を交えてお話したいと思います。
目次
作曲に必要なもの
まず作曲に必要なものを3つ紹介します。これさえあれば作曲は始められます。
そして大事なのは「ある物で」「買うなら安く」であり、始めから高価な楽器や機材を買い揃える必要はありません。
お金かけて揃えるデメリットは「始めから期待してしまうこと」で、1曲目から良い曲が作れてしまう幻想を持ちやすいからです。そこで良い曲が作れなくて、作曲を辞めてしまったら、お金の無駄になってしまいます。
①楽器
まずは楽器を始めましょう。作曲においてオススメの楽器はギターやピアノの「和音楽器」です。そして楽器の腕前はプロを目指す必要はありません。和音(コード)をある程度弾けるようになればOKです。
なぜ和音楽器のギターかピアノかというと、基本的な伴奏ができるからです。ギターやピアノは「小さなオーケストラ」と言われています。名前から分かる通り、1人で弾けるもので、和音(コード)が鳴らせて、リズムも刻めます。歌+ギター、歌+ピアノは「弾き語り」と言われるように、それだけで完結します。
ギターとピアノどっちがいい?
僕はギター弾きですが、楽器をこれから始める人はピアノがオススメかもしれません。なぜなら、ギターは指が痛くなったり、音が綺麗に鳴るようになるまで時間がかかります。しかしピアノは押せば音が鳴ります。楽器のプロになる必要はないので、ピアノが手っ取り早いと思います。
値段は?
ギターやピアノは安い物だと2000~5000円くらいで買えます。楽器屋で買わなくても、ハードオフとか、地元にある謎の中古店とかで十分です。
②録音機材
次は録音機材。これはスマホの録音機能・録音アプリで十分です。家電量販店とかだと1万円くらいでカッコいいレコーダーが売っていますが、作曲を始めるにそんなのは不要です。
世の中のほとんどのミュージシャンの曲は、この、スマホなどの録音機能から生まれたと言ってもいいと思います。
DTMから始めたい人
そしてDTM(PCなどで色んな楽器を重ねて作曲ができるソフト)で作曲を始めたくて、「機材を揃えないと始められない」と思っている人もいると思いますが、それもスマホの無料DTMアプリで十分です。PCでやるDTMよりはクオリティが下がりますが、iPhoneなら「GarageBand」、Androidなら「Walk Band」というDTM・多重録音アプリがあります。他にも同じようなアプリがあるし、これからも同じような新しいアプリが登場してくると思います。
ちなみに、ここで無料DTMアプリのクオリティを気にするのはナンセンスです。というのも、スマホに入っているような無料DTMアプリを使いこなせないようではPC用なんて難しいと思います。
そしてなにより、「DTMを使ったら作曲できる」ということはありません。DTMを使うにしても「原曲」が必要です。「原曲」というのはギターやピアノで作った「ラフスケッチ」のようなもの。この「ラフスケッチ」を作れないようであれば、DTMを使うのはまだ早いと思います。
③「作曲したい!」という気持ち
精神論になってしまいますが、これが1番重要です。そしてこの気持ちが無ければ続けられないし、上達しません。
僕は元々サッカー少年で、サッカーに熱中していた中学生の頃のリフティングの最高回数が3880回です笑。こんなにできるようになったのは「サッカー選手になりたい!」「リフティングが上手くなりたい!」という気持ちだけでした。
作曲も同じように「尊敬しているミュージシャンのような曲が作りたい!」という気持ちがあり、その気持ちが消えない限り、絶対作れるようになります。
録音しまくろう
作り続けることは大事です。でもそれ以上に録音し続けることが大事です。
例えば作曲でありがちな手順はこうです↓
作曲しようかな→ギターを弾きながら適当に歌ってみる→なんか違うなぁ→ギターを弾きながら適当に歌ってみる→なんか違うなぁ→今日はダメな日だからやめよう
録音のメリット
これは何が悪かったか?それは録音をしてなかったからです。録音をしないと「その場」だけで主観的に評価してしまうので、ボツの嵐です。ですが、作曲中はしっくりきていなくても録音をし、後でそれを確認することで「おっ、今のところよかったな」という場所が結構あったりします。録音をすると作曲に使える時間を無駄にしにくいです。
僕の録音体験談
僕も高校生で作曲をやり始めた頃は、無意識に録音をしまくっていました。冒頭のツイートにある通り、高校生の頃のガラケーの録音ファイルをみると、ほぼ毎日なにかしら録音してました。
そしてある日、メロディを作るコツが掴めた気がしました。はじめは「メロディと言っていいのか分からないメロディ」だったのですが、録音作曲をしまくっていたら「ある程度聴けるメロディ」になった感覚があったのです。そして同時にギターも録音してたので、ギターも上達しました。
作り続けていたことも大事でしたが、録音をし続けることはもっと大事だと実感しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
作曲を始めるに高価な楽器や機材を買い揃える必要はありません。ある物で始める・買うなら中古ショップなどで安く、が大事です。
そして「作り続けて、録音し続けること」です。
ちなみに、作曲を始めるときに「音楽理論」を気にする人もいると思いますが、僕はほとんど分かっていませんでした。唯一分かっていたのは「キー」や「ダイヤトニックコード」くらい。ホントに簡単な理論です。ホントに簡単なので、ググれば10秒で分かります。笑
もし希望があれば「キー」や「ダイヤトニックノート」も記事にしたいと思います。
ぜひ、作曲を始めてみて下さい。
それでは!