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【音楽】楽器は「上手い」を目指すのではなく、「カッコいい」を目指そう

こんにちは、高橋大地です。

 

今回は楽器は「上手い」を目指すではなく、「カッコいい」を目指そうというテーマです。

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目次

「上手い」だけではつまらない

楽器をやっている人は、少しでも「上手くなりたい!」と思っていると思います。

たしかに上手い人ってカッコいいし、演奏している姿を見ていると惚れ惚れしますよね。

 

でも「上手い」だけではつまらないです。

なぜかというと、練習すれば誰でも上手くなれるからです。これは芸術の分野の音楽などに当てはまると思います。

例えばスポーツとかは「上手いほど良い」ですよね。でも音楽などの芸術は別です。

ライブハウスで、上手いプレイヤーはたくさんいますが、見ていて・聴いていて、つまらなかったです。

 

常に「カッコいい」を目指していた

僕がバンド活動でギターを弾いていました。

その頃、常に1番強く思っていたことは「下手でも、ミスってもいいからカッコいい演奏をしよう」ということ。

「見にきてくれたお客さんの心が少しでも動いて欲しい。価値観を提供したい」という気持ちで演奏していました。「間違えないように」なんてことは考えたことはありません。

 

そのおかげで、「ギターカッコよかった」「ギターやばかったです」と、演奏がガタガタでも演奏面で褒めてもらうことも多かったです。

これは「カッコいい」を意識してきたからだと思います。

 

「カッコいい」はいっぱいある。だから個性がでる

一口に「カッコいい」と言っても、「カッコいい」の種類は人の数だけあります。だから個性が出てくる。

「上手い」は1種類くらいしかありません「間違えずに演奏する」「リズムがズレないように演奏する」とか。

極論を言ってしまうと機械で事足りるんです。

 

僕たちは人間で、人間味に感動します。

 

機材の問題じゃない

どの楽器でもそうですが「カッコいい演奏できる人」は、安いギターでも、高いギターでも、「カッコいい演奏」ができます。

スタジオのヘタれたボロアンプでも「カッコいい演奏」ができます。機材は関係ありません。

 

例えばエレキギターなら、エフェクターという音色などを変える機材を使用できるのですが、これも同じです。

「このエフェクターを手に入れなければ、カッコいい演奏できない」そんなことはありません。

 

機材を気にするよりも「今の自分がカッコいい演奏できてるかどうか」を気にするべきです。

 

「カッコいい」はビンビンに感性・神経を使う

「カッコいい」は感性と神経を使うので疲れます。演奏中も常に「カッコいい」を考えているからです。

「あっ、今のはダメだ!」「おぉ!自分で弾いてて感動する!」の連続だからです。その良い・悪いの判断基準は全て自分です。

適当に弾いて、他人が判断してくれてもそれは他人の「カッコいい」であり、他人の価値観です。なので、感性と神経をビンビンに使います。

 

ステージの上でも、スタジオの中でも、家で弾いてる時も、ぼーっと演奏していてはダメです。常に演奏していて自分の音や演奏が「カッコいい」になっているか、見極めながら演奏しましょう。

 

具体的な「カッコいい」を磨く方法

具体的な方法です。ちなみに僕は練習という言葉が嫌いなので、「練習方法」とは言いません。笑 練習だと思わないことが大事です。

 

その方法は、既存曲に合わせながら、又は、セッションをしながら気持ちを込めてアドリブを弾きまくるというものです。

 

これは僕がやっていた方法なのですが、解説します。ポイントは「気持ちを込めて」と「アドリブ」です。

「気持ちを込めて」を意識することで、先ほどのビンビンに感性・神経を使うことができます。自分自身が震える演奏を目指し、「届け!」という気持ちで演奏します。

「アドリブ」は、自分で作るので気持ちを込めやすいから。そしてこの時スケール(音が外れたとか)とかを気にしないことです。スケールは後からでも学べます。まずは「カッコいい演奏する魂・スピリット」を育てるべきです。

 

「カッコいい」は価値がある。そんなプレイヤーが増えたら嬉しい

「カッコいい」を意識することで、確実に今のプレイが魅力的になります。

「上手い」も価値があるが、「カッコいい」はそれ以上の価値があります。

 

そんなプレイヤーが増えたら嬉しいし、音楽業界が楽しくなりますよね。

 

ぜひ「カッコいい」を目指しましょう!

 

それでは!