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ミュージシャンです。楽器初心者〜上級者、音楽ファンまで。音楽活動や音楽を楽しむ上で役立つことや、最新音楽情報をお届けします。ときどき生活面のことも。オリジナル曲をYouTubeで公開してます、ぜひ下のプロフィールまで。

【音楽】本当の音楽の聴き方

こんにちは!高橋大地です。

 

今回は本当の音楽の聴き方というテーマのお話です。

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目次

『音』だけで十分楽しめる

音楽はその名の通り『音』を楽しむものです。

 

そして音楽は、ゲームやショッピングや映画や動画や食事などと同じくらい楽しめるものです。

 

でも音楽を純粋に『音』だけで楽しむには、少し訓練が必要かもしれません。楽しい訓練が。

 

多くの人の音楽の聴き方や、『音』を純粋に楽しむにはどうすればいいのか。見ていきましょう。

 

「なにもせず」音楽だけを楽しんだことはありますか?

「なにもせず」音楽だけを楽しんだこと・経験はありますか?

多くの人は「なにかしながら」音楽を聴いてると思います。通勤中SNSを見ながらとか、本を飲みながらとか、作業をしながらとか。

「音楽なんて聴き流しとくもんだろ」という人はそのままでいいのかもしれません。

 

あとここ重要。

今回は『音』を純粋に楽しむというテーマなので、ライブやライブ動画は別です。 

ライブは音楽の醍醐味ですが、ライブは「観に行く」もので「聴きに行く」とはなかなか言いません。そしてアーティストは「パフォーマンス」をしますよね?だからライブは別です。

「ライブとセットで聴かないと楽しくないよ」って言葉もよく聴きますが、その音楽はもしかしたら『音』だけでは楽しくない音楽かもしれません・・・。それか、その人がまだ「音」だけじゃ楽しめない人なのかもしれません。

 

作業用BGMは集中できない

よくYouTubeとかで作業用BGMってありますよね。内職とか細かい作業をする時に使うのでしょうか?

 

これ、『音』を純粋に楽しめる人ほど集中できません。気が散ります。「なんか不思議なシンセが入ってきた!」とか「この奥の方でなってる音、なんだ?」ってなったり、作業用どころではありません。笑

 

人間は無音より、人がいて、ある程度ザワザワしてるカフェのような場所だと集中できるらしいですが、音楽は別です。

 

作業などの目を酷使することで、目の疲れを感じてきたら、目を瞑って(つぶって)音楽を楽しみたいものです。

 

「歩き音楽」は普通に危ないよ

問題になっている「歩きスマホ」ならぬ、「歩き音楽」は危ないです。よくやってる人いるんじゃないでしょうか?

 

「歩き音楽」って普通に危ない思うんです。

だって耳が聞こえないんですよ?ちょー危ない。狭い歩道で後ろから自転車が猛スピードで来てたり。事故とか通り魔とかもっと危ない。周りからの「危ない!逃げろ!」って言葉があっても聞こえないんだから。

 

「歩き音楽」をする気持ちもわかります。

外は、工事の音とか、トラックや車の通る音ばかりで、ありがたい音なんてほとんどない。

でも命が1番大事だし、鳥のさえずりとか(ロマンチストみたい)、子供の元気な声とか、おばちゃん同士の面白い会話とか、そういう音とかなあります。

 

高価なイヤホン・ヘッドホンなのに、もったいない

結構高くて良いイヤホンとかヘッドホン使っている人って多いと思います。1万円以上とかざらにいる。

そんなに良いもの使ってるのに聴き流しはかなりもったいないです。

 

ファッションとして、ヘッドホンをつけている人も多いと思いますが、それで「歩き音楽」をしてる人を見るとちょっとげんなりします。

 

やはり高価なイヤホンとかヘッドホンだと「音の解像度」が違います。細かい音まで聞こえます。「こんなギターが入っていたのか!」とか「ここ、こんなベースラインだったのか!」とか、それだけで単純に『音』が楽しめます。

 

高価なイヤホンとかヘッドホンを使っていて、「自分は純粋に音楽だけを楽しめてない」と思う人は、良いもの持ってるんだから、ぜひ活用してください。

 

本当の音楽の聴き方

では、本当の音楽の聴き方です。

それは、「自分から音を掴み(つかみ)取っていく」の連続です。

 

「自分から音を掴み取っていく」とはどういうことか?読書だとわかりやすいです。読書は「文字を読み取っていく」の連続です。それと同じように「音を聴き取っていく」のです。本は「文字だけ」ですが、音楽は「音の重なり」でたくさんの楽器が使われてます。その重なりを意識するだけで作業なんてできたものではないです。笑

 

ぜひ「なにもせずに」目を瞑って(つぶって)、アルバムを通して聴いてみてください。

「音の冒険」で、楽しくて、案外疲れます。

その楽しさが分かれば、ゲームやショッピングや映画や動画や食事などと同じくらい音楽は楽しいものに変わります。

 

さいごに。耳を大切に

耳は大切にしましょう。

若い頃は平気でも、大音量で音楽を聴き続けると、いつかツケが回ってきます。

 

もちろん大音量で聴きたい時もあります。

そのときはなるべくイヤホンやヘッドホンではなく、スピーカーのほうが耳へのダメージは少ないらしいです。そして大音量で聴いたら耳を休めましょう。目を休めるのと同じです。

 

いつまでも音楽を楽しめるように!

 

それでは!