【音楽】音楽雑誌『rockin’on』はマンネリしてる
こんちには、高橋大地です。
今回は音楽雑誌『rockin’on』はマンネリしすぎではないですか?というお話です。
目次
- 音楽雑誌『rockin'on』とは?
- あくまで、「これから」洋楽を知りたい人向けの雑誌
- ある程度有名な洋楽ミュージシャンを知っている『コアなファン』には「生温い」
- もっと貪欲に、最近の無名に近いミュージシャンをどんどん紹介してほしい
- rockin'onグループがやってくれないなら、「自分で調べる」
音楽雑誌『rockin'on』とは?
音楽雑誌『rockin'on』とは、洋楽の最新情報・ミュージシャンのインタビューなどを紹介する洋楽専門の情報雑誌です。
あくまで、「これから」洋楽を知りたい人向けの雑誌
高校生の洋楽を聴き始めたころはよく購読してました。好きなアーティストの情報が知りたくて、バックナンバー(過去に発売したもの)を古本屋や通販サイトで購入してました。
当時はOASISが解散するかどうか、みたいな時期だったので、雑誌でその動向を知ったり、古いミュージシャンの特集を「そうだったのかぁ」と熱心に読んでいました。
ほぼ毎週買っていたので、家にはrockin'on タワーができるほどでした。笑
ある程度有名な洋楽ミュージシャンを知っている『コアなファン』には「生温い」
しかし、もうこの雑誌は買わなくなりました。
本屋で見つけても表紙だけ見て「あー、はいはい」って感じです。
それはなぜかというと、毎回ほとんど同じアーティストの最近情報・ビートルズなどの伝説のバンドの特集ばかりだからです。
この最新号の表紙だって
です。
もう色々洋楽聴いてきてる人には「もうそんなもん知ってるわ」なんです。手に取る気もおきません。笑
例えば、「あの有名ミュージシャンがついに新譜をリリース!」ときたら、次の号では「ビートルズ解散、本当の理由」、そのまた次の号では「ピンク・フロイド あの伝説のアルバム発売時のインタビュー!」とか。
60年代、70年代のロックは素晴らしいし、大好きだけど、さすがに古き良き音楽に偏りすぎです。笑
ビートルズ特集なんてもういらないです。
毎月発売の雑誌で、ビートルズやローリング・ストーンズを特集するなら、もう特別号としてビートルズ本、ローリング・ストーンズ本を出してくれって感じです。すでに出ています。
もっと言うと、ビートルズとか、ローリング・ストーンズの本なんて、いくらでもあるのだから、ぶっちゃけ不要です。
もっと貪欲に、最近の無名に近いミュージシャンをどんどん紹介してほしい
昔の音楽や、有名ミュージシャンに頼らないと雑誌が売れなくなるのは分かります。
しかし今のままだと、洋楽初心者で購読を始めて、古本屋で安いバックナンバーを集めて、一通りの情報を得たら、1〜2年くらいで離れてしまうと思います。
洋楽初心者を卒業して、ある程度有名な洋楽ミュージシャンの知識が深まってきた次の欲求は、「最近の、まだ無名に近いカッコいい洋楽ミュージシャンを知りたい」です。
もうコアなファンは表紙を見ただけで「あー、はいはい。お決まりのローテーションですね」ってなるです。もうジョン・レノンやミック・ジャガーの顔は十分見てきたし、詳しい人になると写真を見て「いついつのライブの時のミック・ジャガーだ」って分かるんです。笑
rockin'on が、まだメジャーではないけど売れてきてるミュージシャン・バンドを表紙で使ってきたら絶対買います。
音楽雑誌の仕事なんて、音楽の情報を調べることで、それに1日を使うんだから、古き良き・大御所ミュージシャンに頼らずもっと貪欲に無名ミュージシャンを取り上げてほしいものです。
それと、無名ミュージシャンを表紙にする勇気も持ってほしい。
逆に古い音楽でも「実はこんなミュージシャンもいた!」という発掘もしてくれたら、より最高です。
rockin'onグループがやってくれないなら、「自分で調べる」
rockin'onグループでは、『rockin'on』という洋楽専門雑誌と、『ROCKIN'ON JAPAN』という邦楽専門雑誌があります。
『ROCKIN'ON JAPAN』も似たようなものでマンネリしてます。日本の新しいミュージシャンを全然知れない。
Google先生に「音楽情報サイト」と聞いても、トップに出てくるのはrockin'onグループです。こりゃいかん。笑
なので、自分で調べる方法を、2点提案して、終わりたいと思います。
・Apple Musicなど音楽配信サービスを使い、最新リリースや、ジャンル検索などで片っ端から調べていく。
これは地道な手段ですけど効果的だと思います。ただApple Musicで「For You」という、自分の好きな音楽・ミュージシャンに近い音楽をおすすめしてくれる機能があるのですが、これも「それ知ってるわ」の連発なので、僕はアテにはしてません。
・フジロックなどの「大型音楽フェス」の出演者ラインナップで、聴いたことのないバンドを見つける。
これはかなりアナログです。笑
ただ、知らないミュージシャンを知る1番良い機会だと思います。大型フェスは大御所ミュージシャンから無名・若手ミュージシャンまで出演するので、初めて知るミュージシャンはたくさんいると思います。
同時に僕も、貪欲に調べて発信していきたいと思うのでよろしくお願いします。
それでは!